生化学講座
大学院生(医学修士?医学博士)を募集しています。
教室概要
生化学(Biochemistry)は、生体を構成する物質(生体分子)の構造、機能、動態を化学的な手法で調べることにより生命(生体)を理解しようとする学問です。我々は、医学部の生化学教室として、人の健康や病気のしくみの分子レベルでの理解を大きな目標として教育?研究を行っています。
生化学教室は1945年(昭和20年)、本学の開講に尽力された初代学長の古武彌四郎先生が生化学教室の教授に就任された時に発足しました。その後は、古武彌人、堀田一雄、市原 硬、松村勇一、城戸 亮、錦見盛光といった先生方が教授を歴任されました。2007年(平成19年)からは、井原義人が当教室を担当しています。
教育概要
「生体物質の代謝」- 医学部2年次
生命科学の基本知識に基づき、病因や病態を理解し、疾病の診断、治療および予防の原理を知ることができるように、講義では生体内で働く物質の構造、機能、動態などを理解することを目標にします。
「生化学実習」- 医学部2年次
「細胞の構造と機能」- 医学部2年次(分担)
「代謝生物化学」- 大学院博士前期課程?博士後期課程修士?博士課程
代謝は、生体が機能を発揮するために自由エネルギーを取り出し利用する全過程であり、様々な化学反応の総体です。講義では、代謝の異常による病気の発症分子機構について、具体的な疾患(先天性代謝異常症や金属毒性と疾患など)を例に概説します。
大学院(修士?博士)では以下の研究内容から個々の研究テーマを選び、学位取得に向け、生化学の手法を中心とした医学?生命科学に関する研究を実践します。
スタッフ紹介(2025年4月現在)
役職 |
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