医師の確保?養成?紹介に係る取り組みについて

本学では、豊かな人間性と高邁な倫理観に富む資質の高い人材の育成を図り、地域医療の充実などの県民の皆さんの期待に応えるため、多くの研修医を受け入れるとともに、和歌山県からの委託を受けて地域医療支援センターを運営しています。
また、公的病院を中心に地域の医療機関に対して医師の紹介を行っています。

研修医の受け入れ

卒後臨床研修センターでは、毎年60名程度の研修医を全国から受け入れ、専門医である前に、まず医師として、「どんな疾患も、どんな患者さんも診られる総合医、救急医」としての姿勢と能力を身につけることを目的した研修を行っています。 研修医の意見も取り入れながら、研修内容の充実に努めてきた結果、本学の研修プログラムには、主に次のような特徴があります。

自由度が高い

研修医自身が、自らの将来設計に応じて研修先診療科や研修期間を設定

総合的な診療能力の飛躍的UP

ドクターヘリや、1次から3次救急まで幅広い症例を経験できる救急研修

本学は、平成25年度の医師臨床研修マッチングの中間発表において、第1位希望者数が全国79大学中第3位となりました。

※医師臨床研修マッチングとは、医師免許を得て臨床研修を受けようとする者(研修希望者)と、臨床研修を行う病院(研修病院)の希望を踏まえて、医師臨床研修マッチング協議会が、コンピュータにより組み合わせを決定するシステムです。

地域医療支援センターの運営

地域医療支援センターでは、県内における医師不足病院等の支援とともに、地域医療枠及び県民医療枠医師に対してキャリア形成プログラム(卒業後9年間の研修計画)に沿って、医師としてのキャリア形成を支援していく役割を担っています。
そのため、医学部在学中からも、卒業